チキンのツボ
どうも。
今年もクリスマスがやってきました。
そして過ぎ去るあっという間に。
さて、クリスマスといえばチキン。
どこもかしこもチキンを売ってるぅ。
アメリカなどはターキーを食うのが一般的みたいですが、なぜか日本ではチキン、鶏肉です。
いつも食べてるやん!
それはともかく普段お目にかからないチキンも売ってます。
代表的なのは鳥の丸焼き!
そりゃあクリスマスくらいしかお目にかかれません。
その鳥の丸焼きですが・・一度だけ食べたことがあります。
そのお味はというと・・・まあ、おいしくはない。
そんなにいらないよというのが本音です。
鳥一羽がこんがりローストされたのを見ても、大してテンションが上がるわけでもなく、「うわぁ」って感じです。
ただ本当に鳥を食べる感はあります。動物の肉を食っているのだなという。
そしてふと思うのです。「肉ばっかりだな」と。
次第に肉の味に飽きてきます。
鶏肉というのは、皮付近がおいしいと思うのです。もちろん良い肉は肉もおいしいですけど。基本皮と肉をセットにして味わうものと思います。
ところが、鳥の丸焼きは皮率が低い!
皮に比べて肉が多すぎます。(当たり前ですけど)。
そして飽きるのです。
問題はその肉の部分が大しておいしそうに見えないということ。
思えば、鶏肉の肉の部分というのは豚肉や牛肉に比べてクローズアップされていません。
例えば、グルメ番組やグルメ写真などでもとんかつやステーキなんかはだいたいカットしてその肉の断面をまざまざと見せつけているものです。
「うわ!すごい肉汁!」
「見てくださいよ、この厚さ!」
てな感じで。
上からステーキを見下ろしてもせいぜいその大きさくらいしか伝わりません。
だから、あえて切る。そしてその断面を見せる。おいしそう。
「見事なレアですねぇ」みたいに。
そしてそれが食欲をそそるわけです。
ところが鶏肉は淡白なためかあまりそのようなシーンを見かけません。
肉の塊をフォーカスすることがない。
いつも皮とか衣がついています。
そしてその方がただ肉をアップにするよりも食欲をそそります。
ですから鶏肉をおいしそうに見せるためには肉を見せてはダメなのです。
肉をどアップにするなどもってのほか。
肉を見せず、皮を見せる!なんなら骨も見せる!
あるいは串に刺す。ネギも刺す。
これで安い肉もほらおいしそうに。
チキンは骨と皮で勝負しろ!
そして私ももっと良い衣を纏おうかなと思うのでした。